途別川の虹鱒

2007年7月30日、帯広市郊外にある途別川の風景です。この川は帯広空港付近から日高山脈の伏流水が湧き出てそれらが集まってできた他にあまり見られない川です。地図上からも源流部は平地で水が地下から湧き出て川になったことが分かります。
撮影場所は帯広市大正町の大正12号から入った途別川の中流域になります。この川にはニジマスが多く生息し、まれにアメマスも見られます。魚体は22cm前後と小型のものが多いようですが、ほぼネイティブに近く、引きが強い上にジャンプして抵抗することもあります。その時の感触は今でも忘れられません。
掲載写真上段左から3枚目の場所で、2009年の夏に初めてカワセミに遭遇することが出来ました。川の中央で上流に向かってキャスティングを繰り返していたときに、後方でカワセミがホバーリングしている姿を目撃しました。4~5秒の間でしたが小さなコバルトブルーの美しい姿をはっきりと覚えています。(2015年11月23日記)