宮澤克忠の世界~牧場の情景

Collection Ⅷ

「牧場の情景」 油彩F8号
宮澤 克忠 作 2009年
 


この「牧場の情景」は、童謡「牧場の朝」からヒントを得た作品で、北国の牧場を重ねて心象表現をした作品です。
赤・青・黄の色彩が調和し、光の強弱によってさまざまな表情が見られます。朝の霧が晴れて希望に満ちた未来への始まりを予感させるような深みのある作品です。
宮澤先生の絵画に出会ったのは、1996年秋、帯広市の六花亭ギャラリーでした。色彩豊かに描かれたモダンな作品に触れて、すっかり宮澤ファンんになりました。また、私の絵画鑑賞を趣味とする切っ掛けにもなりました。その後も新道展や個展で先生の作品を鑑賞する機会があり、楽しませていただいています。原画の色彩をディスプレーに再現することは難しいと思いますが、雰囲気だけでも感じていただければと思い掲載しました。
次ページ以降には新道展出品作品なども合わせて掲載しているので、どうぞ「宮澤克忠の世界」をお楽しみください。