てつせん子守唄

2015年2月、五木寛之作詞・山崎ハコ作曲・歌唱の「織江の唄」を初めて聴きました。作家五木寛之の代表作「青春の門」の映画イメージソングです。青春の門に登場する主人公信介に対する織江の想いが痛々しく、いつか二人が一緒になってハッピーエンドで作品が完結してほしいと願って何度も聴きました。
山崎ハコさんをその時初めて知りました。1975年にレコードデビューした1957年生まれのシンガーソングライターです。多くの作品を世に出していますが、聴いた作品の中で「望郷」「白い花」「海かがみ」「てつせん子守唄」「織江の唄」が大変気に入りました。どの作品も寂しさ・悲しさなど心の傷を抱きながらも、ひたむきに生きてゆく姿を熱唱しています。暗い歌だと言う人がいるかもしれませんが、心を激しく揺さぶられるような思いがして感動しました。特に「てっせん子守唄」が好きになり、我家の「てっせん」の花(2005年~2009年撮影)を掲載しました。